本記事では、ブログのドメインサーバーの引っ越し方法を解説致します。なかでも、ブログをWordPressで運用しているユーザー向けに、旧ドメインから新ドメインへ移設する最も簡単な方法について解説します。また、旧サーバーから、WordPress環境ごと「ConoHa Wing」サーバーへ移設する方法も示します。
・ブログの旧ドメインから新ドメインへを考えている方
・WordPress環境ごと「ConoHa Wing」サーバーへ移設する方法をご検討の方
WordPressの引っ越し設定
本記事では別のサーバーから「ConoHa Wing」へドメインごとブログを引っ越す方法について解説します。
今回ConoHaを選んだ理由は、なんと言っても国内最速の「レンタルサーバー」であることでブログ・ホームページに特化したサービスがいくつも提供されている点です。
今回の引っ越し条件は、ごく一般的なブログで行うことを前提とします。
サーバー先:「ConoHa Wing」(ベーシックプラン SSD 300GB)
新ドメイン:お名前.comで好みのドメインを取得
利用ブログ:WordPress 6.1
「ConoHa」サーバーに関しての情報は以下のURLをご参照ください。
引っ越し先の設定
新ドメインの取得
自分で好きな新規ドメイン名を取得します。
引っ越し用のドメインはお名前.comのドメイン取得サービスで取得します。
取得時の詳細な方法は以下のサイトをご参照ください。
引っ越し先のサーバー取得とWordPressの設定
「ConoHa」のレンタルサーバーで引っ越し前にWordPressの設定を行って起きます。
以下の記事で「ConoHa」のWordPressの初期設定の方法を解説していますのでご参照ください。
引っ越し最短方法:引っ越し前と引っ越し後のサーバー処理
WordPressのプラグイン「All in One Migration」をインストールします。このソフトはWordPressの記事、プラグイン、テーマ、各種設定をすべてのバックアップをとってくれます。
このプラグインによりバックアップしたいwordPressへ設定を行います。
ここで「ファイル」として外部へ一度保存します。
「All in One Migration」をバックアップしたいドメインのwordPressへ設定を行います。
ドラッグアンドドロップによりバックアップファイルをアップロードします。
この時点で、まったく同一のホームページができます。
ConohaのwordPressトップにある「.htaccecss」ファイルに以下の記述を行うことで、大抵の場合、404エラーの表示がなくなります。
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteRule ^index\.php$ - [L]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.php [L]
</IfModule>
引っ越し後の設定
301リダイレクトとは、Webサイトの移転に伴って旧URLから新URLに変更した時に、恒久的なURL変更を表すHTTPステータスコード「301 Moved Permanently」を返すための転送処理のことです。
サイトの移転などでドメイン自体を変更した場合に、新しいドメインのURLへアクセスさせるために必要な設定です。転送元・転送先で同じファイル構造である必要があるため注意してください。
【記述例】
https://www.domainA.com/ から https://www.domainB.com/ にリダイレクト
RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www\.domainA\.com$
RewriteRule ^(.*)$ https://www.domainB.com/$1 [R=301,L]
引っ越しが終わった後は、引っ越し前のドメインはすぐには消さずにしばらく放置しておきます。これはドメインパワーが定着するために必要で、定着にはだいたい二週間から一ヶ月ほどかかるそうです。
ドメイン名の定着まで
私の場合は、ドメイン名の定着するまで1ヶ月ほどかかりました。ドメインパワーの引き継ぎまでは完全には対応できていないようです。
まとめ
本記事のまとめは、
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