本記事では、格安レンタルサーバー「ConoHa WING」でWordPressを始める手順(WordPressかんたんセットアップ)と、無料独自ドメインの条件、WordPressテーマの料金、ログイン方法、解約時の注意点について、2026年10月時点の公式情報にもとづいて解説します。
- ・WordPressかんたんセットアップがうまくいかない、ログインできないなど、つまずきを解消したい方
- ・WordPressテーマの選び方や、解約・更新の注意点を知りたい方
ConoHa WING WordPressの始め方は「かんたんセットアップ」が最短
ConoHa WINGでWordPressを始めるなら、料金タイプで「WINGパック」を選び、申し込み後に表示される「WordPressかんたんセットアップ」で設定する方法が最短です。サーバー、独自ドメイン、WordPress、WordPressテーマ、SSLを、申し込みの流れの中でまとめて設定できます。公式サイトでは、WordPressの開設は最短10分と案内されています(2026年10月20日時点)。
ConoHa WINGのベーシックプランの基本情報は、次のとおりです。
| 項目 | 内容(税込) |
|---|---|
| 月額料金 | WINGパックは678円/月〜、通常料金は1,452円/月 |
| 初期費用 | 無料 |
| 最低利用期間 | WINGパックは3か月、通常料金は無し |
| ディスク(SSD) | 500GB |
| 独自ドメイン | WINGパックなら2つまで永久無料(2つ目は選べる種類が限られます) |
| インストールできるWordPress | WordPress 7.0(公式の機能一覧の記載) |
出典はConoHa WING公式の機能一覧です(2026年10月20日時点)。契約期間やキャンペーンによって月額は変わるため、申し込み前に公式サイトで確認してください。
かんたんセットアップの手順(新規でWordPressを始める場合)
ConoHa WINGの公式ガイド「WordPressかんたんセットアップでのお申し込み方法」にもとづく流れです(2026年10月20日時点)。画面の表示は変わることがあるため、迷ったときは公式ガイドを確認してください。
- 公式サイトの「お申し込み」から、料金タイプで「WINGパック」を選びます。
- 契約期間とプラン(ベーシックなど)を選びます。AIブログ生成ツールとWordPressテーマは、必要な場合だけ選びます(使わない場合は「利用しない」を選びます)。
- ConoHaアカウント用のメールアドレスとパスワードを入力し、アカウント情報を登録します。
- SMS認証または電話認証で、認証を済ませます。
- 支払い方法(クレジットカード、ConoHaチャージ、ConoHaカード)を選び、申し込み内容を確認して「お申し込み」をクリックします。
- 申し込み完了後に表示される設定画面で、セットアップ方法に「新規インストール」を選び、独自ドメイン、作成サイト名、WordPressユーザー名、WordPressパスワードを入力します。
- Whois情報を入力し、確認画面で「設定」をクリックします。
- 表示されたWordPressのURLとデータベース情報を控えます。テーマを選んだ場合は、WordPressの管理画面でテーマを有効化します。
つまずきやすい点
- 独自ドメイン名は、後から変更できません。綴りを確認してから入力します。
- WordPressのユーザー名とパスワードは、ConoHaアカウントの情報とは別のものです。
- データベースのパスワードは、後から確認できません。必ず控えておきます。
- ドメイン取得後に届く「ドメイン情報認証メール」の認証をしないと、ドメインの利用が制限されます。
ConoHa WINGでWordPressかんたんセットアップができないときの確認ポイント
公式ガイドでは、WordPressかんたんセットアップは、WINGパックを申し込むときに使える機能と説明されています。すでにConoHaアカウントを持っている場合や、他社サーバーから移行する場合は、別の手順のガイドが用意されています(ConoHaアカウントをお持ちの場合、サイトを移行する場合)。
かんたんセットアップを使わなかった場合でも、サーバーの契約後に、コントロールパネルからWordPressをインストールできます(公式ガイド)。
- コントロールパネルにログインし、上部メニューの「WING」をクリックします。
- 左メニューの「サイト管理」から「サイト設定」を開き、上のタブで「WordPress」を開きます。
- 「+WordPress」をクリックし、インストール方法で「新規インストール」を選びます。
- サイト名、ユーザー名、パスワードなどを入力して「保存」をクリックします。
WordPressのバージョンは、ConoHaが検証済みの最新バージョンで自動的にインストールされると、公式ガイドに記載されています。
インストール画面が表示されない場合は、選択しているPHPバージョンによってWordPressをインストールできないことがあります。公式ガイド「PHPの設定をする」を参考に、PHPバージョンを調整してから、もう一度操作します。エラーが表示される場合は、公式ガイド「WordPressインストールのエラーについて」も確認してください。
他社サーバーで運用しているWordPressを移したい場合は、ConoHa WINGの「WordPressかんたん移行」や、専門のスタッフが移行を代行する「WordPress移行代行」が公式に用意されています。
ConoHa WINGのサービスと料金
ConoHa WINGは、WINGパックなら月額678円〜(2026年10月時点、税込)で使えるレンタルサーバーです。契約期間に応じて月額料金が変わります。
ConohaのWEBサイトは以下から

ConoHa WINGの特長は、次のとおりです。
- 低価格で高性能なサーバー環境を提供。
- 無料SSL提供と自動アップデート機能。
- 豊富な選択肢のWordPressテーマ。
- 自動バックアップを標準搭載(1日1回、過去14日分のデータから復旧できます)。
かつてはサーバー設定から始めないといけませんでしたが、レンタルサーバーの契約後にWordPressのインストールまで、ほぼ自動で行ってくれるサーバーが増えました。自動化が進んだことで、初心者でもブログを利用する敷居が格段に下がったと感じます。
「Conoha Wing」は定期的に様々なサービス提供を行っており、期間限定のキャンペーンが開催されることがあります。WINGパックのベーシックは月額678円〜(2026年10月時点、税込)で、独自ドメインが2つまで無料になる特典もあります。
特典として、
- 独自ドメインが2つまで無料になる(WINGパック契約中)
- WordPressテーマを割引価格で購入できる(WINGパック契約者向け)
無料の独自ドメインは2つまで
WINGパックでは、独自ドメインを2つまで無料で使えます。1つ目の「無料独自ドメイン」は、「.com」や「.net」などの有名なドメインも選べます。2つ目の「無料独自ドメインLITE」は選べる種類が限られ、「.com」「.net」「co.jp」は選べません。
2つ目として選べるドメインは、以下のものです(日本語ドメインを含みます)。
- .online
- .site
- .space
- .tech
- .website
- .shop
- .tokyo
- .fun
無料のドメインを使うときの注意点は、次のとおりです。
- 設定後は、別のドメインに無料枠を付け替えられません。
- WINGパックを解約するか通常料金へ変更すると、翌年以降のドメイン更新費用が有料になります。
- 3つ目以降のドメインは、有料で取得します。料金は拡張子ごとに決まっています(例:.comは年2,068円、.techは年10,318円。税込、2026年10月時点)。
ドメインの料金は、ConoHaのドメイン料金表で確認できます。
拡張子ごとに料金が違うのは、この料金表のとおりです。一方、Googleの公式FAQは、トップレベルドメイン(.comや.orgなど)がGoogle検索でのサイトのパフォーマンスに影響するかという質問に「いいえ」と答えています(Google 検索の検索結果におけるサイトの掲載順位に関するよくある質問)。この回答にもとづくと、高額な拡張子を選ぶことで検索順位が有利になると考える必要はありません。
提案として、WINGパックを解約したあとも同じドメインを使い続ける予定がある場合は、更新料金の安い拡張子を選ぶという考え方もあります。
サーバーの容量
WINGパックのベーシックは、ディスク容量がSSD型500GBです(2026年10月時点)。
筆者の環境では、WordPressで2年間利用しても4GBほどしか利用していません。
十分な容量があると思います。
無料SSLの設定
「ConoHa WING」のレンタルサーバーでは、無料の独自SSLを利用することができます(無料・無制限)。
無料SSLは、「Let’s Encrypt」のSSL証明書を利用しておりコストがかかりません。SSL認証には時間がかかることから、手続き終了まで一時間程かかる場合もあるようです。公式の機能紹介では、コントロールパネルから即日発行できると案内されています。
かんたんセットアップで申し込んだ場合は、ドメインとSSLに対応したWordPressをすぐに使い始められます。
以下の設定が終われば終了です。

インストールされるWordPressのバージョン
2026年10月時点で、公式の機能一覧には、アプリケーションインストールでWordPress 7.0をインストールできると記載されています。また、公式のインストールガイドには、バージョンはConoHaが検証済みの最新バージョンで自動的にインストールされると記載されています。
Conohaのサービスではバージョンアップは自動で行われるため、ConoHa登録時に登録したメールサービス宛にバージョン変更のお知らせがきます。自身でWordPressのバージョンアップをしなくても良い利点があります。
ConoHa WINGのWordPressテーマ設定と料金
「ConoHa Wing」でログイン後、WordPressテーマのタブをクリックすると以下の設定画面に移動します。

ConoHa Wingでは、WordPressのテーマが有料・無料でいくつか用意されています。(表記ではすでにSANGOとCOCOONが購入された後の状態です。)
2026年10月20日時点の公式のテーマ一覧には、無料の「Cocoon」と、有料の「JIN:R」「JIN」「THE THOR」「Emanon Pro」「Emanon Business」「GOLD BLOG」「GOLD MEDIA」が掲載されています。次の表は旧版の掲載内容で、「SANGO」と「THE SONIC」は、現在の公式一覧には掲載がありません。
右上の「WordPressテーマ」ボタンをクリックすると、以下の有料・無料の選択肢が出てきます。
| テーマ名 | 価格 | ライセンス |
|---|---|---|
| Cocoon | 0円 | 無料 |
| SANGO | 14,000円 | 有料/買い切り(通常14,800円) |
| JIN | 14,250円 | 有料/買い切り(通常14,800円) |
| JIN:R | 18,800円 | 有料/買い切り(通常19,800円) |
| THE THOR | 14,960円 | 有料/買い切り(通常16,280円) |
| THE SONIC | 6,578円/年 | サブスクリプション(年額) |
ConoHa WINGで利用可能なテーマ(旧版の表)
無料であれば「Cocoon」がおすすめです。
有料のテーマは、WINGパックを契約している場合に割引価格で購入できます。2026年10月20日時点の公式の価格は、「JIN:R」が18,800円、「JIN」が14,250円、「THE THOR」が14,960円、「Emanon Pro」が7,480円、「Emanon Business」が10,230円、「GOLD BLOG」が11,200円、「GOLD MEDIA」が13,200円です(いずれも税込)。買い切りの場合は複数ブログ上で利用できるライセンスになっているようです。ライセンスの条件は、各テーマの販売元で確認してください。
契約中のサーバーの料金タイプが「通常料金」のみの場合は、テーマの割引の対象外です。WINGパックへプラン変更するか、新規に契約すると、割引を利用できます。
「WordPressかんたんセットアップ」で「JIN:R」または「JIN」を購入すると、デザインのプリセットを使ったクイックテンプレートも利用できます。
実際、購入後、上の図のように「親テーマデータ」と「子テーマデータ」のようにダウンロードができるようになっており、このデータを他のブログでアップロードして利用できます。公式でも、子テーマを提供しており、コントロールパネルからインストールすると親テーマと同時に子テーマがインストールされると説明されています。
支払い方法はAmazon Payでも可能でした。
私はわざわざConohaカードを購入してからテーマを購入しました。
ConoHa WINGとWordPressのログイン方法
ConoHa WINGのWordPressでは、ログインが2種類あります。
| ログイン先 | 使う情報 |
|---|---|
| ConoHaのコントロールパネル | ConoHaアカウントのメールアドレスとパスワード(パスキーでのログインにも対応) |
| WordPressの管理画面 | かんたんセットアップなどで設定したWordPressのユーザー名とパスワード |
ConoHaアカウントとWordPressのユーザー名・パスワードは別のものです。ログインできないときは、まず取り違えていないか確認します。
ConoHaにログインするときは、公式のログインページを使います。WordPressの管理画面のURLは、一般的にはサイトのURLの末尾に「/wp-admin/」を付けた形です。公式ガイド「WordPressのサイトURL・管理画面URLを確認する」も用意されています。
WordPressにログインできない場合に確認する公式ガイドは、次のとおりです。
ConoHa WINGの解約とWINGパックの更新で注意すること
ConoHa WINGの料金タイプには、「WINGパック」と「通常料金」があります。WINGパックを使っている場合は、次の点に注意します(2026年10月20日時点)。
- WINGパックは、契約期間分を一括で前払いする仕組みで、契約期間中の途中解約はできません(ConoHa WING公式サイトの説明)。最低利用期間は3か月です。
- WINGパックは、初期設定で自動更新がONになっています。解約したい場合は、契約自動更新日(契約満了日の30日前)までに、自動更新をOFFにします。
- 無料独自ドメインを設定している場合、WINGパックの解約や通常料金への変更をすると、翌年以降のドメイン更新費用が有料になります。
- 無料独自ドメインの状態のままでは、ドメインを他社へ移管できません。
手順は、公式ガイド「WINGのサービスを解約する」と「WINGパックの更新について」で確認できます。
提案として、ほかのサーバーへ移す予定がある場合は、先に自分でもバックアップを取っておくと安心です。公式の自動バックアップは、過去14日分のデータから復旧できる仕組みです。
ConoHa WINGで使えるほかのWordPressテーマ
もちろん別のテーマであってもWordPress側からアップロードすればテーマを変えることもできます。
実際に人気の「AFFINGER」や「SWELL」などのテーマもWordPress立ち上げ後に別途購入してアップロードすれば利用することができます。
この二つはいろいろと対極にあるテーマなので利用者は自分がどちらのユーザーなのか見極めて購入することをおすすめします。
AFFINGER
収益性の高いテーマということで人気があります。
特典が多く、ABテストの他、すごい目次Lite、タグ管理Liteなど中級者用のカスタマイズ性の高いテーマです。
SWELL
軽量でブロックエディタの使いやすさに定評があります。
初心者に優しいテーマで、価格は17,600円(税込、2026年10月時点)。ABテストの他、SEOにも強いテーマです。

他のレンタルサーバーとの比較
ブログ利用に当たって、「Xserver」や「ロリポップ」などの有料レンタルサーバーの他、「アメーバーブログ」などの無料サーバーもあります。
下の表は、旧版の公開時(2022年11月)に確認したレンタルサーバー4社の月額利用料と特長の比較です。現在の料金や仕様は、各社の公式サイトで確認してください。他にも多くのレンタルサーバーがありますが、コスパが良さそうなところはテーブルの4社ぐらいかと思います。

まとめ
本記事では、格安レンタルサーバー「ConoHa WING」でのWordPressの始め方について解説しました。
WINGパックは月額678円から(2026年10月時点、税込)の格安プランです。契約期間中の途中解約はできませんが、
- WordPressかんたんセットアップで、サーバー・独自ドメイン・WordPress・テーマ・SSLをまとめて設定できること
- 2つのドメインを無料で取得できること(2つ目は選べる種類が限られます)
- WordPressテーマが割引価格で入手できること
- 無料のSSLサービスが受けられること
といったメリットがあります。
関連リンク






コメント