本記事では、複数のIPアドレスへまとめてpingを実行できるWindows用フリーソフト「ExPing」について、公式サイトからのダウンロード方法、使い方、ログの保存、自動実行の方法を解説します。公式情報の確認結果(2026年10月時点)と筆者のWindows 10/11での動作確認をもとに、起動しないときの確認方法や、Linux・Macで使える代替ソフト「fping」も紹介します。
管理人本記事の読者層は以下の方を想定しています。
- 複数のIPアドレスへまとめてPingを実行したい方
- ExPingのダウンロード方法・使い方(Windows 10/11)を知りたい方
- ExPingを自動実行したい方、起動しないときの確認方法を知りたい方
- WindowsのExPingとLinux・Mac用のfpingを比較して知りたい方
ExPingとは
- ExPingは、以下からVectorからダウンロードできます。
https://www.vector.co.jp/soft/win95/net/se065510.html
「ExPing」(エクスピング)は、複数のIPアドレスやホスト名に対して、pingをまとめて実行できるWindows用のフリーソフトです。作者はWoodyBells氏で、公式サイトで配布されています。インストールは不要で、ダウンロードしたファイルを解凍し、「ExPing.exe」を起動するだけで使えます。
Pingのほかに、通信経路を調べるTraceRoute、一定間隔での定期実行、結果のログ保存もできるため、サーバーやネットワーク機器の疎通確認に便利です。
公式サイトに記載されている最新バージョンは1.33で、最終更新日は2005年8月23日です(2026年10月3日確認)。公式の動作環境にはWindows XPまでの記載しかありませんが、筆者はWindows 10/11でも動作することを確認しています。詳しくは「ExPingはWindows11で使える?対応OSの確認」で説明します。
なお、複数のIPアドレスへまとめてpingを実行できるフリーソフトには、Windowsでは「ExPing」、Linux・Macでは「fping」があります。fpingについては「ExPingの代替ソフト:Linux・Macで使えるfping」で紹介します。
ExPingとpingの違い
pingコマンドは、1回の実行で1つの宛先の応答を確認します。一方、ExPingは複数の宛先を一覧にして、順番にpingを実行できます。また、Windows標準のpingの結果には実行時刻が表示されませんが、ExPingのログには日時が記録されます。
「ping」と「ExPing」の違いは以下のとおりです。
- 1つのIPアドレスに対しての応答確認
- Linux/macOSのターミナル、Windowsのコマンドプロンプト
- 複数のIPアドレスに対してpingを実行
- Windows(筆者はWindows 10/11で動作確認)
ExPingの特徴
ExPingは、いくつかの宛先をあらかじめ指定しておくことで、複数のPing先の状態をまとめて確認でき、NW(ネットワーク)エンジニアにとって重宝するツールです。
さらに、ExPingには以下の3つの特徴があります。
ExPingの3つの特徴
- 複数の端末を対象として「Pingを実行」
- 複数の端末を対象として「TraceRouteを実行」
- 一定時間ごとの「Ping発行による恒常的な監視」
つぎに、ExPingのダウンロード方法から順に解説していきます。
ExPingのダウンロード・インストール方法
ExPingは、作者の公式サイトからダウンロードできます。インストーラーはなく、ダウンロードしたファイルを解凍して「ExPing.exe」を起動する方式です。公式ページには、レジストリを使用しないと記載されています。
ExPingの公式ダウンロード先
ExPingの配布元は、作者(WoodyBells氏)の公式サイトです。公式ページの「DOWNLOAD」欄にある「LHA書庫版」のリンクから、ファイルを保存します。
ExPingは古くからあるソフトのため、公開当時の紹介記事も残っています。バージョン1.33の公開を伝えた窓の杜の記事(2005年9月1日付)では、Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP対応のフリーソフトとして紹介されています。
ExPingはWindows11で使える?対応OSの確認
公式ページの記載は、次のとおりです。
| 項目 | 公式ページの記載 |
|---|---|
| 最新バージョン | 1.33 |
| 最終更新日 | 2005年8月23日 |
| 動作環境 | Windows95/98/Me/NT4/2000/XP |
| 配布形式 | LHA書庫版(別途解凍ソフトが必要) |
| 種別 | フリーソフトウェア(レジストリ不使用) |
表:ExPing公式ページの記載内容(2026年10月3日確認)
公式の動作環境にWindows 10/11の記載はありません。一方、筆者はWindows 10/11でも問題なく動作することを確認しています(2022年11月時点)。ただし、公式の対応OSではないため、お使いの環境で動作するかを事前に試してから利用してください。
ダウンロードしたファイルの解凍方法
公式サイトの配布ファイルは「LHA書庫版」(拡張子は.lzh)で、別途解凍ソフトが必要です。Windows 11のエクスプローラーの標準機能ではLZHファイルを展開できないため、「7-Zip」などの解凍ソフトを使って解凍します。
旧版の本記事では、ZIPファイルをWindows標準の機能で解凍する手順を紹介していました。2026年10月に公式ページを確認したところ、案内されているのはLHA書庫版のみでしたので、上記のように改めています。
筆者が解凍したときのファイルは以下のとおりです。
解凍ファイル内容
- ExPing.def
- ExPing.exe
- ExPing.ini
- ExPint.txt
解凍したフォルダの中の「ExPing.exe」をダブルクリックすると、ExPingが起動します。インストール作業は不要で、フォルダごと好きな場所に置いて使えます。デスクトップにショートカットを作っておくと便利です。
ExPingは2005年に最終更新されたソフトです。更新が止まった今も使い続けているエンジニアのブログ(APC技術ブログ)もありますが、業務用のPCで使う場合は、社内のセキュリティ方針で利用が認められているかを確認してください。
ExPingの使い方
ExPingには、基本的に以下の3つの使い方があります。
ExPingの使い方
- Ping実行
- TraceRoute実行
- 範囲指定Ping実行
まず、それぞれの使い方を説明いたします。
使い方①:Ping実行
Ping先の入力
Ping先は、解凍後に同じフォルダにできる「ExPing.def」というファイルに書いておくと、Pingを実行できるようになります。ExPingを起動したあとに、画面の「対象」タブへ直接入力する方法もあります。
まずは、「ExPing.def」ファイルをテキストエディタで開いてみてください。いくつかURLアドレスが記載されていると思います。こちらにPing先を記載してください。
宛先は1行に1つ、「宛先アドレス」「半角スペース」「説明」の順に書きます。半角スペースのあとの説明は備考として扱われ、どの機器の結果かを見分けるのに役立ちます。
Pingの実行
STEP1 ExPing.exeをダブルクリックして起動すると、以下の画面が表示されます。
「対象」に表示される内容は、ExPing.defに記載した内容がそのまま表示されたものです。


DNS名や宛先を書き、半角スペースのあとに説明(コメント)を記載します。
STEP2 実行するには、メニュー→「機能」→「ping実行」を選択します。ツールバーの「Ping実行」ボタンやF5キーでも実行できます。実行を止めるときは、「中断」ボタンまたはF4キーを使います。
実際のping結果は以下のようになります。


○はPingの応答が返ってきたことを表し、Timeには応答時間であるping値が記載されます。
×NGと表示された場合は、「Unknown host」としてIPアドレスが表示されず、応答時間も返ってこないものもあります。NGが続くときの確認方法は「ExPingが起動しない・「NG」になるときの確認方法」で説明します。
ExPingの設定の変更方法(環境タブ)
「環境」タブを開くと、以下の初期設定値が記録されています。


- 繰り返し回数:3回
- 実行間隔:1000ミリ秒
- ブロックサイズ:64バイト
- タイムアウト:1000ミリ秒
- TTL:255
「ExPing.def.#CONFIG#」内の設定を変更すると、立ち上げ後に変更した値で利用できます。
PingCount=3 (繰り返し回数)
PingWait=1000 (実行間隔)
Sorted=1(繰り返し順序:ソートしない)
TimeOut=1000 (タイムアウト)
BlockSize=64 (ブロックサイズ)
TimeToLive=255 (TTL)
Parmanent=0 (「定期的に実行する」にチェック)
Interval=5 (分間隔)
MaxHops=20(最大HOPS数)
ResolveHostName=1(「ホスト名の解決を行う」にチェック)
ここで、「TTL(Time To Live)」は、パケットが通過できるルーター(ホップ)数の上限値です。初期値は255です。
「定期的に実行する」にチェックを入れると、設定した分間隔で、停止するまでPingを繰り返し実行できます。間隔を0分にすると、待ち時間なしで繰り返します。
画面上で変更した設定は、「上書き保存」ボタンで保存すると、次回の起動後も引き継がれます。
使い方②:traceroute実行(通信経路の確認)
トレースルートとは、通信経路を確認するツールです。たとえば、GoogleのパブリックDNS「8.8.8.8」までの経路を調べたいときは、Linuxのターミナルで以下のように入力すると、経路を調べられます。
実行例
$ traceroute 8.8.8.8
traceroute to 8.8.8.8 (8.8.8.8), 64 hops max, 52 byte packets
1 buffalo.setup (192.168.10.254) 107.115 ms 3.816 ms 3.712 ms
9 * * *
10 dns.google (8.8.8.8) 18.185 ms 13.582 ms 15.791 msこれをExPingでも実行できます。「TraceRoute実行」ボタン(またはF6キー)を押すと、設定した宛先までの経路が「TraceRoute結果」タブに表示されます。
使い方③:範囲指定Ping実行
ExPingでは、メニュー→「機能」→「範囲指定ping実行」を選択します。
すると、以下のような範囲指定Pingのメニューが表示されます。
ここで、開始IPアドレスと終了IPアドレスを入力してOKを押すだけで、範囲内のIPアドレスにPingを実行します。
停止するときは、中断のアイコンを押してください。
例) 192.168.12.1-254


実行結果は以下のようになります。


ExPingの結果のログの保存方法
Pingの結果は、メニューの「ファイル」から「Ping結果の保存」を選んで、ファイルに保存できます。回数ごとの統計は「Ping統計の保存」で保存できます。保存形式はCSVまたはテキストで、Ping統計はCSV形式です(出典:ネットワーク設計構築攻略ガイド、2026年7月更新)。CSVファイルはExcelで開けます。
旧版の本記事では「Excel形式で保存できる」と書いていましたが、上記の保存形式に改めています。
長時間ログを取るときは、「Ping結果の自動削除」の設定に注意してください。
長時間のログ取得で気をつけること
- 環境設定の「基本設定」タブに、「Ping結果の自動削除」の設定があります
- 初期設定では有効で、1000件を超えた古い結果から削除されます
- 長時間のログが必要な場合は、無効にするか、こまめに保存します
公式ページの更新履歴には、バージョン1.33で「Ping結果の自動削除」の初期設定を有効にしたと記載されています。1000件という件数は、複数の解説記事(ネットワーク設計構築攻略ガイドなど)で紹介されている値です。
知って得するExPingの自動実行の方法
ExPingは、起動と同時にPingを実行させることもできます。自動実行の方法を説明する前に、ExPingをコマンドから起動する方法を解説します。
コマンドプロンプト上でのExPingの実行方法
コマンドプロンプトやPowerShellなどからExPingを起動したい場合は、解凍先のフォルダへ移動して以下のコマンドを入力します。Windows上でExPingのアプリが立ち上がり、自動的にPingが実行されます。
PowerShellの場合
.ExPing.exe -Rコマンドプロンプトの場合
ExPing.exe -RExPingの自動実行の方法
すぐに自動実行したい場合は、テキストファイルに以下の記述を入力し、「ping.bat」という名前で、ExPing.exeと同じフォルダに保存します。できあがった「ping.bat」をダブルクリックすると、ExPingが起動して自動実行されます。
ExPing.exe -RExPingが起動しない・「NG」になるときの確認方法
ExPingが起動しない場合や、Pingの結果が「NG」ばかりになる場合は、次の順番で確認してください。原因はお使いの環境によって異なるため、ここで挙げる項目だけでは特定できないことがあります。
ExPingが起動しない・表示されないとき
- 圧縮ファイルのまま実行していないかを確認します。配布ファイルは圧縮されているため、解凍してできたフォルダの中の「ExPing.exe」を実行します。
- LZHファイルを解凍できているかを確認します。Windows 11の標準機能では展開できないため、7-Zipなどの解凍ソフトを使い、解凍後のフォルダに「ExPing.exe」があるかを確認します。
- 「ExPing.exe」を設定ファイル(ExPing.defなど)と別の場所に移していないかを確認します。移動する場合はフォルダごと移し、デスクトップにはショートカットを作っておくと便利です。
- お使いのWindowsが公式の動作環境に含まれていない点に注意します。公式の動作環境にWindows 10/11の記載はありません。筆者の環境では起動しましたが(2022年11月時点)、すべての環境での動作を保証するものではありません。
現在利用可能な対象先(初期のPing先が「NG」になるとき)
初期状態のExPingで、Ping結果が「OK」と表示されるのは、応答のあるPing先だけです。
筆者が確認した2022年11月時点では、初期のPing先のほとんどが「NG」となり、Ping応答が返ってきませんでした。理由は特定できていません。現在の応答状況は変わっている可能性があります。
確認した限りでは、Ping応答の返答があったのは以下の4つだけでした。
Ping応答が返ってくるリスト(2022年11月時点)
- (1) 理化学研究所
- (2) (株)インターネットイニシアティブ
- (3) (株)ドリームトレインインターネット
- (4) Ring Server Project
このため、ExPing.def内のPing先のテキストを、以下のように変更して試してみるとよいでしょう。
' (記述例)
core.ring.gr.jp Ring Server Project
ftp.iij.ad.jp (株)インターネットイニシアティブ
ftp.riken.go.jp 理化学研究所
ftp.dti.ad.jp (株)ドリームトレインインターネット相手のWindowsがPingに応答しないとき
Ping先がWindowsの場合、ファイアウォールの設定によってPingに応答せず、タイムアウトになることがあります。複数の解説記事によると、Windowsの初期設定では、ICMPv4のエコー要求(ping)がファイアウォールでブロックされます。
応答させるには、相手側のWindowsで「セキュリティが強化されたWindows Defenderファイアウォール」を開き、「受信の規則」にある「ファイルとプリンターの共有(エコー要求 – ICMPv4受信)」を有効にします。Pingを許可するかどうかは、社内ネットワークやサーバーの運用方針に従って判断してください。
ExPingの代替ソフト:Linux・Macで使えるfping
ExPingはWindows用のソフトです。LinuxやMacで複数のIPアドレスへまとめてpingしたい場合は、コマンドラインツールの「fping」が代わりに使えます。
pingを一括で実行できるフリーソフト
Windowsでは「ExPing」、Linux・Macでは「fping」を使うと、複数の宛先へまとめてpingを実行できます。ExPingとfpingの特徴を以下に比較します。
- 複数のIPアドレスに対してPingを実行
- 画面(GUI)で操作
- Windows(筆者はWindows 10/11で動作確認)
- 複数のIPアドレスに対してPingを実行
- コマンドで操作
- Linux/macOS(Windowsは、WSL2上のLinuxで利用可能)
fpingは、複数の宛先を指定できるだけでなく、スクリプトで使うことを想定して、出力が読み取りやすくなっています(出典:fpingのマニュアル)。
ExPingはMacで使える?
ExPingの公式ページに記載されている動作環境はWindowsのみで、Mac版の案内はありません。Macで同じ用途に使うソフトとしては、次に紹介する「fping」があります。
fping
「ExPing」のように使えるLinux・Mac向けのソフトとして、「fping」があります。
fpingは、Linuxのターミナルでインストールできます。
$ sudo apt-get install fpingMacでは、パッケージ管理ツールのHomebrewを使って、以下のコマンドでインストールできます(出典:Homebrew Formulae)。
$ brew install fpingWindowsでは、WSL2上のLinux(Ubuntuなど)にfpingをインストールして使う方法があります。WSL2の導入方法は、記事末の関連記事をご覧ください。
IPアドレスを個別に指定してPing
fpingは、宛先のIPアドレスをスペースで区切って、複数指定できます。「-s」オプションを付けると、終了時に統計情報が表示されます。
$ fping -s IPアドレス1 IPアドレス2開始・終了のIPアドレスを指定して範囲でPing
「-g」オプションを使うと、開始IPアドレスと終了IPアドレスを指定して、その範囲を宛先にできます。
$ fping -s -g 開始IPアドレス 終了IPアドレス実行例1
192.168.12.1から192.168.12.2までを範囲指定した例です。範囲内の2つのIPアドレスに、Pingが実行されます。
$ fping -s -g 192.168.12.1 192.168.12.2
192.168.12.1 is alive
192.168.12.2 is alive
2 targets
2 alive
0 unreachable
0 unknown addresses
0 timeouts (waiting for response)
2 ICMP Echos sent
2 ICMP Echo Replies received
0 other ICMP received
0.23 ms (min round trip time)
0.26 ms (avg round trip time)
0.30 ms (max round trip time)
0.011 sec (elapsed real time)実行例2
範囲を広げる場合は、開始IPアドレスと終了IPアドレスを変更します。「-a」オプションを付けると、応答があったIPアドレスだけを表示できます。
$ fping -a -g 192.168.12.1 192.168.12.254Pingとは
サーバー初心者が知っておくと便利なネットワークコマンドの1つとして、「pingコマンド」があります。
pingコマンドは、Linuxの「ターミナル」、Windowsの「コマンドプロンプト」、macOSの「ターミナル」で利用でき、以下の特徴があります。
Pingとは
- ①「相手先とホストが通信できているか」
- ②「応答時間はどのくらいか」
たとえば、pingコマンドの後にホスト名「www.google.co.jp」を入力すると、そのホストの応答を調べることができます。
例:Pingコマンド(Linuxで実行した例)
$ ping www.google.co.jp
64 bytes from nrt12s35-in-f3.1e100.net (142.250.196.99): icmp_seq=1 ttl=115 time=10.9 ms
64 bytes from nrt12s35-in-f3.1e100.net (142.250.196.99): icmp_seq=2 ttl=115 time=7.09 msこの仕組みは、まずICMPプロトコルの「エコー要求(ECHOリクエスト)」というパケットを相手に送ります。
相手から「エコー応答」が返ってくれば、ネットワーク経路に問題がなく、ホストが応答していると確認できます。
この応答が返ってくるまでの時間は「ラウンドトリップ」と呼ばれ、応答時間(time)として表示されます。ラウンドトリップはping値とも呼ばれています。
応答時間は、宛先までの距離や回線の状態によって変わります。上記の例では、10.9 msと7.09 msでした。同じ宛先の普段の値と比べて、極端に大きくなっていないかを見ると、状態の変化に気づけます。
LinuxやmacOSのpingは、中断するまで連続して実行されるため、「Ctrl+C」を押して終了します。Windowsのpingは、既定で4回送信して終了します。連続して実行するには「/t」オプションを付け、中断は「Ctrl+C」を押します(出典:Microsoft Learn:ping)。
Pingコマンドでは、1つのホストに対して確認することができますが、
- ①複数のホストに対して確認することが難しい
- ②プロンプトを出してPingコマンドと相手先を入力するのが手間
といった煩わしさがあります。
この問題を解決できるのが、本記事で紹介しているWindowsのソフト「ExPing」です。
pingは何の略?
「Packet InterNet Groper」の略と説明されることがありますが、これは後から付けられた説明(バクロニム)とされています。pingの作者であるMike Muuss氏は、ソナーが出す音にちなんで名付けたと述べています(出典:The Story of the PING Program)。
「pingしてください」の意味
ITの現場で「pingしてください」と言われた場合は、相手の機器やサーバーにpingを送り、応答があるか(つながるか)を確認してください、という意味です。複数の機器を確認したいときは、ExPingやfpingが便利です。
まとめ
ExPingは、複数のIPアドレスへまとめてpingを実行できる、Windows用のフリーソフトです。
- 公式サイトから無料でダウンロードでき、インストール不要でPingやTraceRouteを実行できます(最終更新は2005年です)。
- 起動後すぐに実行したい場合は、「ExPing.exe -R」を書いたバッチファイルを使います。
- LinuxやMacでは、同じ用途にコマンドラインの「fping」を使えます。
起動しないときやNGが続くときは、「ExPingが起動しない・「NG」になるときの確認方法」もあわせてご覧ください。
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