【2024年最新版】WordPressをサーバーにインストールする方法

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概要

WordPressは「PHP」と呼ばれるプログラミング言語で開発されており、サーバー上で動作します。本記事では、「WordPress」というブログツールを手に入れるため、「WordPress」+「PHP」+「Apache」+「MySQL」を導入する手順を紹介します。

管理人

本記事の読者層は以下の方を想定しています。

本記事の読者層
  • WordPressのインストール方法をしりたい方。
  • WordPressをサーバー機に導入したい方。
目次

WordPressの概要

ブログツールといえば、WordPressをご存じない方はいないでしょう。

WordPressはプラグインが豊富で、様々な機能拡張があります。

このWordPressは「PHP」と呼ばれるプログラミング言語で開発されており、サーバー上で動作します。

実際にwordPressをサーバー機へ導入しようとすると、「PHP」だけでなくHTTPサーバーソフト「Apache2」やデーターベース管理システム「MySQL」も必要となる。

本記事では、「WordPress」というブログツールを手に入れるため、「WordPress」+「PHP」+「Apache」+「MySQL」を導入する手順を紹介します。

WordPressの導入手順

WordPressはversion 16.04 LTSまではaptコマンドでインストールが出来ている。LAMPのインストールも可能。

本記事では以下の手順でWordPressを行います。

  • データーベース(MySQL)の作成
  • WordPressのプログラムをダウンロード
  • WordPressのアップロード
  • MySQLの設定
  • WordPressをブラウザーからアクセス

という手順が無難です。

WordPressは現在version 6.03です。

WordPressのインストール手順 (簡易インストール方法)

使用するLinuxのディストリビューションは、Ubuntu Linuxは18.04.5 LTSとします。

STEP1 Ubuntuのバージョンの確認をします。

$cat /etc/issue
Ubuntu 18.04.5 LTS \n \l

STEP2 Ubuntuを最新状態にします。

$sudo apt-get update
$sudo apt-get upgrade

STEP3 WordPress, php, mySQL, apacheをインストールするには以下のようにすれば良いです。

sudo apt update
sudo apt install wordpress php libapache2-mod-php mysql-server php-mysql

この方法がWordPressのインストール方法としては最も簡単な方法です。

しかし、ディストリビューションがUbuntu18.04 LTSと少し古いバージョンであるため、上記のようにaptでインストールしてしまうと「WordPress」が最新版ではないものがインストールされます。

このため、インストール後に最新版Ubuntu 20.04 LTSバージョンアップすることをオススメします。

最新版のWordPerssを以下のプロセスでインストールする方法を紹介します。

WordPressのインストール手順 (最新版のインストール方法)

STEP1php, mySQL, apacheをインストールします。

$sudo apt -y install apache2 mysql-server mysql-client
$sudo apt -y install zip php libapache2-mod-php php-mysql php-gd php-ldap php-pear php-xmlrpc php-snmp

STEP2インストールされるphpのバージョンを確認します。

$php -v
PHP 7.2.24-0ubuntu0.18.04.13 (cli) (built: Jul  6 2022 12:23:22) ( NTS )
Copyright (c) 1997-2018 The PHP Group
Zend Engine v3.2.0, Copyright (c) 1998-2018 Zend Technologies
    with Zend OPcache v7.2.24-0ubuntu0.18.04.13, Copyright (c) mys1999-2018, by Zend Technologies

$ apache2 -v
Server version: Apache/2.4.29 (Ubuntu)
Server built:   2022-06-23T12:51:37

$mysql --version
mysql  Ver 14.14 Distrib 5.7.40, for Linux (x86_64) using  EditLine wrapper

STEP3インストール直後のステータスを確認します。

$ service mysql status
 * MySQL is stopped.

$service apache2 status
 * apache2 is not running

STEP4サービスを起動します。

$ sudo service mysql start
 * Starting MySQL database server mysqld                                                        [ OK ]

$ sudo service apache2 start
 * Starting Apache httpd web server apache2  

STEP5WordPressをインストールします。

/var/www/htmlへ移動します。

$cd /var/www/html 
$sudo wget https://ja.wordpress.org/latest-ja.tar.gz
$sudo tar -xzvf latest-ja.tar.gz

STEP6WordPressを解凍します。

$unzip latest-ja.tar.gz

これでwordpressというフォルダができる。

STEP7blogフォルダを作成します。

このフォルダの名前をblogとして、/var/www/html/blogを作成する

$mv /var/www/html/wordpress /var/www/html/blog

もちろん、/var/www/htmlフォルダに直接入れ込んでも大丈夫です。

フォルダ削除
もし消したければ、
sudo rm -r wordpress

MySQLの手続き

STEP1mySQLへログインします。

$ sudo mysql -u root -pXXXXXXX

STEP2「wordpress」というdatabeseを作成します。

mysql> create database wordpress character set utf8;

STEP3mySQLからログアウトします。

mysql> Exit

データベース作成をさらに詳しく知りたい方は以下の記事をご参照下さい。

アクセス権の変更

WordPressインストールフォルダの管理権限を「www-data」とします。

$ sudo chown -R www-data /var/www/html/wordpress

また、Apatcheのモジュールを有効化します。

$ sudo a2enmode rewrite

次にブラウザ上からアクセスします。

次にconfig-.phpを作成します。 以下ブラウザからアクセスして進めていくと設定が完了します。

「さあ、始めましょう!」をクリックします。

次にデータベース名、ユーザー名、パスワード、データベースのホスト名、テーブル接頭辞を打ち込んで、送信ボタンを押します。

もしここまでで、databaseが作成されていなかったり、データベース名が間違っていると以下のような画面に移行します。

MySQL上でdatabase名をもう一度確認して「もう一度お試し下さい」のボタンを押して下さい。

ここで、アクセス権の変更をしていないと以下のようなエラーがでてきます。

以上、問題なければ以下のようなスクリーン画面になるため、「インストール実行」のボタンを押してWordPressをインストールしてください。

サイトのタイトルは後で変えられます。

ユーザー名とパスワードはブラウザーから入る際のアカウントですので、MySQL使用したものでなくても大丈夫です。

以下のように表示されていれば成功です。

ログインボタンを押して実際にWordPressにログインしてみて下さい。

最後に、インストールされたブログ内に.htaccessの名前で以下を記述して保存してください。

存在しないページがあった場合にWordPress内でエラーページとして表示されるようにしてくれます。セキュリティ上合った方がよいです。

<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.php [L]
</IfModule>

まとめ

本記事のまとめ

    次回の記事をご期待下さい。どうぞよろしくお願いいたします。

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