ブログ作成において大変な作業の1つに文章校正があります。誤字脱字の確認はもちろんのこと、文章の冗長性などを自身で確認するとなると、いくら時間があってもたりません。こんな時に役立つのが自動添削アプリです。本記事では無料で使える日本語文章校正ツールについて紹介します。
本記事の読者層は以下の方を想定しています。
- 無料の日本語校正ツールをお探しの方
- 日本語校正ツールの使い方を知りたい方
ブログ記事の日本語を無料で確認するには?
日本語の文章は世界的にも難しい言語の一つです。丁寧に文章を書いても、一度確認では、思い込みや読み飛ばしなどで、文章の誤字がなかなか直らないことはよくあることです。これらの誤字・脱字チェックを自動校正できる方法があることはご存じでしょうか。有料・無料で利用出来る「文章校正ツール」「校正チェック」「文章チェック」ソフトが世の中にあるのです。本記事では、中でも無料のものに絞り、いくつかご紹介します。
無料の日本語文章チェックソフト
修正例:
本記事ではブログ向けに、おおよそ10,000字の日本語文章を校正できるツールを紹介します。まず、使いやすいく無料で利用できるツール4選をご紹介いたします。
本記事で紹介する無料の文章校正ツールは以下の3つです。
- So-zou (クラウド型)
- Enno (クラウド型)
- textlint (インストール型)
- Tomarigi (インストール型)
ちなみに、有料ツールのものは制限がなくさらに高度な処理ができるものがあります。
たとえば、以下のようなツールが有名です。
本記事は以下の環境を想定します。
- 「文賢(ブンケン)」(クラウド型)
- 「Microsoft Word」(インストール型)
- 「Just Right!7 Pro」(インストール型)
文章校正ツール:So-zou (クラウド型)
まずは↓のURLをクリックください。
右側の「文章校正」をクリックすることで↓図のスクリーンが現れます。検査対象の文章へテキスト入力を行うだけです。こここで、So-zouも同様なクラウド型であるが、入力した情報が Yahoo! Japan へ送信されるといったことはありません。
使い方
①テキストを入力フレームにコピー&ペーストする。
②検査ボタンをクリック
これだけで結果がでてきます。
文章校正ツール:Enno (クラウド型)
Enno.jpは、日本語のあからさまなエラー(タイポ、スペースのエラー、誤字脱字、変換ミス、入力後の編集ミス、文字化け)を自動でチェックするWebサービスです。
この校正ツールは、2013年に作者のhachi8833さんによってRail on Rubyで作成されました。作者自身が日常的に製品を利用し、改善とテストを行うドッグフーディング(Dogfooding)手法で開発されたそうです。
使い方
①テキストを入力フレームにコピー&ペーストする。
②「日本語エラーをチェックする」をクリック
すると
「チェックしようとしている文章をインターネットに送信してもよいですか?[使い方]や[よくあるご質問]の注意書きを読んでいない場合は、一時的に[キャンセル]を押して中断し、使用方法をよく読んでから再開してください。[OK]をクリックすると、チェックが開始されます。」
と表示され、その後OKを再度クリックすると校正が始まります。
文章校正ツール:Tomarigi (インストール型)
「Tomarigi」は、青山学院大学の日本語表現開発プロジェクトによって開発されました。Windowsに対応したインストール型のため、インターネット上で情報が漏れる心配はありません。
「mecab-0.996.exe」と「cabocha-0.69.exe」をダウンロードする必要があります。
インストール後に上記に画面になったら、チェック実行で文章校正ができます。
文章校正ツール:proofreading-tool! (インストール型)
textlint-jaには、日本語のルールセットが用意されており、さまざまなルールが掲載されています。
特に、texlint+electronで作成されたGUI化された校正ツールが使いやすいので、ご紹介します。
このツールは、WindowsとmacOSの両方に対応しています。
- DOCX
- PPTX
- XLSX
- HTML
- TXT
- EPUB
tファイル等をドラッグ&ドロップ(使い勝手はかなり良い)するだけで校正結果が表示されます。
まとめ
無料の文章校正アプリ4選の中を紹介しました。
- So-zou (クラウド型)
- Enno (クラウド型)
- textlint (インストール型)
- Tomarigi (インストール型)
インストールが非常に簡単な「proofreading-tool!」が特におすすめです。
次回の記事をご期待下さい。どうぞよろしくお願いいたします。
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