ブログ作成時に最も大変な作業の1つに文章校正があります。誤字脱字の確認はもちろんのこと、文章の冗長性などを確認するところまで自身で行うといくら時間があってもたりません。本記事では特に使える日本語文章校正ツールについて紹介します。
ブログ記事の日本語を無料で確認するには?
日本語文章は世界的にも難しい言語の1つです。自分で確認してもどうしても思い込みや読み飛ばしなどで、文章のエラーがなかなか直らないことは良くあることです。これを自動化するために、有料・無料の「文章校正ツール」がありますが、今回は無料のものにしぼりいくつかご紹介します。
ちなみに、有料のものでは、「文賢(ブンケン)」(クラウド型)、「Microsoft Word」(インストール型), 「Just Right!6 Pro」(インストール型)などがあります。
今回は、ブログ用を考えると、10000字ほどの日本語文章が校正ができるものが望ましいため、該当する中でも無料のものを紹介したいと思います。
今回、紹介する無料の文章校正ツールは以下の3つです。
文章校正ツール:Enno (クラウド型)
Enno.jpはEnno.jpは日本語のあからさまなエラー(タイポ、スペースのエラー、誤字脱字、変換ミス、入力後の編集ミス、文字化け)を自動チェックするWebサービスです。
2013年作者hachi8833さんが、Rail on Rubyで作成された校正ツールです。作者自身が製品を日常的に利用・改善・テストするドックフーディング 手法 (Dogfooding)で開発されたそうです。
テキスト処理ツール:So-zouも同様なクラウド型であるが、入力した情報が Yahoo! Japan へ送信されるといったことはこちらではない。

使い方は、入力フレームにテキストをコピペすれば良いだけ。
「日本語エラーをチェックする」をクリックすると
「チェックしようとしている文章はインターネットに流してもよいものですか? メニューの[使い方]や[よくあるご質問]の注意書きを読んでいない方はいったん[キャンセル]を押して中断し、使い方をよく読んでから再開してください。[OK]を押すとチェックを開始します。」
と表記された後にOKを更にクリックすると校正が始まります。
文章校正ツール:Tomarigi (インストール型)
「Tomarigi」は青山学院大学の日本語表現開発プロジェクトで開発されました。Windows対応のインストール型なのでインターネットに情報が流れる心配はない。
「mecab-0.996.exe」+「cabocha-0.69.exe」をダウンロードする必要があります。

インストール後に上記に画面になったら、チェック実行で文章校正ができます。
文章校正ツール:proofreading-tool! (インストール型)
textlint-jaには、日本語のルールセットが用意されていてさまざまなルールが掲載されています。
なかでもtexlint+electronで作成したGUI化したproofreading-tool!が使いやすいので紹介します。
Windows/macOS両方に対応しており、
- DOCX
- PPTX
- XLSX
- HTML
- TXT
- EPUB
tファイル等をドラッグ&ドロップ(使い勝手はかなり良い)するだけで校正結果が表示されます。

まとめ
✔ 無料で文章を校正するアプリ3選の中ではインストールの容易さがダントツな「proofreading-tool! 」はオススメ。