概要
Linuxサーバー機において、Ubuntu18.04LTSから20.04へアップグレードする方にについて紹介します。
管理人
本記事の読者層は以下の方を想定しています。
本記事の読者層
- Ubuntu18.04LTSから20.04へアップグレードしたい方
目次
Linux Ubuntuアップデートの背景
Ubuntu18.04LTSが2023年にセキュリティアップデートの対象外となってしまい、今後は20.04へ移行しなくてはいけなくなりました。ここでは18.04LSTSを20.04LTSはアップデートする方法について解説していきます。
今回のメインはサーバー機となります。
本記事の使用環境
以下の環境下で行います。
- Windows 11/10 WSL2
- Ubuntu 18.04.6からのアップデート
アップデートの方法
Ubuntu 18.04.6のアップデート
アップデート方法
①aptの最新版アップデートを行います。
sudo apt update
②updateマネージメントをインストールします。
sudo apt install update-manager
③その後ディストリブーションのアップグレードを行います。
sudo apt dist-upgrade
④Ubuntu18.04LTSからの.04LTSへのアップデートは以下を実行。ここで「-d」のオプションを入れるとうまくいかない。
sudo do-release-upgrade
以降うまくいくと以下のようにコマンドが現れます。
キャッシュを読み込み中
パッケージマネージャーをチェック中です
SSH経由で実行していますが、続けますか?
このセッションはSSH上で実行されているようです。アップグレードをSSH越しに行うことは推奨されません。アップグレードに失敗した時の復元が困難になるからです。
続行する場合、追加のSSHデーモンをポート '1022' で起動します。
本当に作業を進めてよろしいですか?
続行する[yN]
予備のsshdを開始します
障害が起こったときに復旧しやすくするため、ポート '1022' でもう一つの sshd
を開始します。現在実行中のsshにおかしなことが起きても、もう一方のポートに接続することができます。
ファイアウォールを実行している場合、このポートを一時的に開く必要があります。この操作は、潜在的な危険があるため自動的には行われません。以下の例のようにしてポートを開けます:
'iptables -I INPUT -p tcp --dport 1022 -j ACCEPT'
続けるには [ENTER] キーを押してください
86 個のインストール済みパッケージは Canonical
によってサポートされなくなりました。ただしコミュニティからのサポートは受けることができます。
75 個のパッケージが削除されます。 358 個の新規パッケージがインストールされます。 2216
個のパッケージがアップグレードされます。
合計 2,333 M をダウンロードする必要があります。 このダウンロードは約 12 分 かかります。
アップグレードをインストールするのに数時間かかることがあります。ダウンロードが完了してしまうと、処理はキャンセルできません。
続行する[yN] 詳細 [d]
ラボが古いとGNOMEがうまく起動しないのでlightdmを選択しておきます。
sudo dpkg-reconfigure lightdm
を起動します。
注意
デスクトップ環境の設定
gnome3へ変更したい場合には以下を実行しておきます。
sudo dpkg-reconfigure gdm3
バージョン確認
cat /etc/issue
Ubuntu 20.04.6 LTS \n \l
最後にcatコマンドで。/etc/issue内から、バージョン情報を確認できます。
無事Ubuntu 20.04.6LTS はアップグレードできました。
まとめ
本記事のまとめ
本記事では以下のことを学びました。
- Ubuntu18.04から20.04LTSへバージョンアップする方法
を解説しました。
次回の記事をご期待下さい。どうぞよろしくお願いいたします。
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