【2026年最新版】Windows上でUbuntuを利用する方法:Windows Subsystem for Linux (WSL)のインストール

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概要

Windows Ubuntuの環境を手軽に作りたい方に向けて、Windows 10(2004以降)やWindows 11でWindows Subsystem for Linux (WSL) を使い、Ubuntuをインストールして起動・終了するまでの手順を、Microsoftの公式ドキュメントで確認した内容と筆者の導入記録でご紹介します。自分のパソコンにWEBサーバーを構築する際にも便利です。

管理人

本記事の読者層は以下の方を想定しています。

本記事の読者層
  • オフラインでもWordPressで記事を書きたい方
  • Linux初心者でWindowsでLinuxを触って利用したい方
  • WindowsのパソコンにUbuntuを最短の手順で入れたい方
目次

Windows Ubuntuの最短手順:WSLならwsl –installの1コマンド

2026年10月時点のMicrosoft公式ドキュメントでは、WSLのインストールは wsl --install の1コマンドで行う方法が案内されています。このコマンドは、WSLと仮想マシンプラットフォームのオプションコンポーネントを有効にし、最新のLinuxカーネルをダウンロードして、WSL 2を既定に設定したうえで、Ubuntuをインストールします。

手順は次のとおりです。まず、PowerShellを右クリックして「管理者として実行」で開きます。続けて、次のコマンドを実行します。

wsl --install

コマンドが終わったら、パソコンを再起動します。インストールしたUbuntuを初めて起動すると、ユーザー名とパスワードの作成を求められるので、画面の案内に従って設定します。詳しくは、WSL を使用して Windows に Linux をインストールする方法(Microsoft Learn)も参照してください。

Windows UbuntuをWindows 10・Windows 11で使うための条件

wsl --install を使うには、Windows 10 version 2004(ビルド19041)以降、またはWindows 11が必要です。なお、Windows 10 HomeとProのサポートは、2025年10月14日に終了しています。

インストールするUbuntuのバージョンを選ぶ

wsl --install で入るUbuntuは、既定のディストリビューションです。Ubuntu公式のWSLドキュメントによると、2026年10月時点で、既定の「Ubuntu」は最新のLTSにあたるUbuntu 26.04 LTSです。別のディストリビューションやバージョンを入れたいときは、次のコマンドで一覧を確認し、名前を指定してインストールします。

wsl --list --online
wsl --install -d <ディストリビューション名>

WSLの概要(Windows Ubuntuを支える仕組み)

WSL(Windows Subsystem for Linux)とは、Windows 10/11やWindows Serverなどのマイクロソフト製Windows上で、直接Linux環境を実行できる技術です。従来の仮想マシンやデュアルブートの構成に伴う負担なしで、WindowsとLinuxの両方の機能に同時にアクセスできるため、開発者にとってとても便利です。

WSLでは、Ubuntuのほかに、Debian、SUSE、Kali、Fedora、Pengwin、Alpineなどのディストリビューションも使えます。

Microsoft StoreからもUbuntuを入れられるため、Windowsユーザーであれば簡単にインストールできます。

本記事の使用環境

使用環境

  • ホスト環境:Windows OS 10もしくは11

旧手順:機能を手動で有効にしてMicrosoft StoreからUbuntuを入れる(2022年11月の記録)

ここからは、筆者が2022年11月に、Windowsの機能を手動で有効にしてMicrosoft StoreからUbuntuを入れたときの記録です。いまは、前の章の wsl --install が公式の標準的な方法です。古いWindowsのビルドなどで wsl --install を使えない場合は、以前のバージョンの WSL の手動インストール手順(Microsoft Learn)に手順があります。

Windows 10の場合(2022年11月の筆者環境)

Windows 10では、あらかじめWindows Updateで更新しておきます。

「Windows の機能の有効化または無効化」を開き、次の2つにチェックを入れます。

①「Hyper-V」にチェックします。(これにチェックを行わないとなぜかインストールできなかったです。)

②「Linux 用 Windows サブシステム」にもチェックして、「OK」ボタンをクリックします。

ここで、一度Windowsを再起動します。

Windows 11の場合(2022年11月の筆者環境)

Windows 11でも「Windows の機能の有効化または無効化」を開きます。

「Linux 用 Windows サブシステム」にチェックして、「OK」ボタンをクリックします。

Windows 11の場合、「Hyper-V」にチェックしなくてもインストールできました。

Microsoft StoreでUbuntuを検索する

筆者がMicrosoft Storeで検索した2022年11月時点では、Ubuntu Linuxとして次の3種類が表示されました。

① Ubuntu 18.04.5 LTS
② Ubuntu 20.04.5 LTS
③ Ubuntu 22.04.1 LTS

本家のUbuntuとのバージョンの差(2022年11月時点の記録)
Microsoft Store版のWSLでは、Ubuntu LTS 18.04.5がインストールされました。
一方、本家のUbuntuでは、Ubuntu LTS 18.04.6をインストールできました。

Ubuntu 18.04.5 LTSを選んで「入手」ボタンを押す

筆者はUbuntu 18.04.5 LTSを選び、以下の「入手」ボタンを押しました。なお、Ubuntu 18.04 LTSは2023年に標準サポートが終了しています。これから入れる場合は、新しいLTSを選んでください。

2022年11月時点の筆者の画面では、インストールに約294.8MBの容量が必要でした。

WindowsでUbuntuを起動する

インストールしたUbuntuは、スタートメニューで「Ubuntu」と入力して起動できます。PowerShellからは、wsl.exe で既定のディストリビューションを開けます。

筆者が2022年11月に試したときは、「開く」ボタンを押すだけで、以下のようにrootで起動に成功しました。コマンドプロンプトが現れていれば、この時点でインストールのプロセスは終了です。

実際には、表示が薄いですがコマンドプロンプトが表示されています。なお、wsl --install でインストールした場合は、初回の起動時にユーザー名とパスワードの作成を求められます。

アップデート&アップグレード

起動したら、以下のコマンドを入力して、パッケージを更新しておきます。

sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade

Ubuntuの終了方法

PowerShellかコマンドプロンプトの画面で、

wsl --shutdown

と入力することでUbuntuが終了します。このコマンドを入力した段階で、WSLのコマンドプロンプト画面が自動的に閉じます。

【補足】WindowsのWSL上でWordPressを利用したい方は以下の記事をご参照ください。

【補足】wsl --install で入れたUbuntuは、既定でWSL 2になります。WSL 2について詳しくは、以下の記事を参考にしてください。

Windows Ubuntuのよくある質問

WSLとWSL 2のどちらになりますか?

wsl --install で新しくインストールしたLinuxは、既定でWSL 2に設定されます。WSL 1とWSL 2のどちらで動いているかは、PowerShellで wsl -l -v を実行すると確認できます。切り替えたいときは wsl --set-version <ディストリビューション名> <1|2> を使います。

WindowsのUbuntuでGUIアプリは使えますか?

WSLはLinuxのGUIアプリの実行に対応しています。ただし、Microsoftのドキュメントによると、GUIアプリはWSL 2でのみ使え、Windows 10ではビルド19044以降、またはWindows 11が必要です。また、デスクトップ環境全体が使えるわけではありません。詳しくは、Run Linux GUI apps with WSL(Microsoft Learn)を参照してください。

まとめ

本記事のまとめ

Windows UbuntuはWSLの「wsl –install」で、Windows 10(2004以降)やWindows 11に手軽にインストールできます。

  • 管理者権限のPowerShellで wsl --install を実行して再起動すると、WSL2(既定)とUbuntuがインストールされます。
  • 機能の手動有効化とMicrosoft Storeを使う手順は2022年11月の記録です。Ubuntu 18.04は2023年に標準サポートが終了しています。
  • Ubuntuを終了するときは、PowerShellで wsl --shutdown を実行します。

次回の記事をご期待ください。どうぞよろしくお願いいたします。

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