本記事では、PythonでデータベースSQLite3を利用する方法について紹介します。
PythonでデータベースSQLite3を使う準備
PythonでSQLite3を利用する方法を紹介します。
SQLite は、小型、高速、自己完結型、高信頼性、フル機能のSQL データベース エンジンを実装する C 言語ライブラリです。
SQLite はすべての携帯電話とほとんどのコンピューターに組み込まれており、人々が毎日使用する無数の他のアプリケーションにバンドルされています。
QLite3のホームページ
Python3のインストール
今回利用するPythonのバージョンの確認を行います。利用OSはLinux Ubuntu 18.04(Windows 11上)です。
以下コマンドプロンプト上で以下のようにバージョンを確認すると、
$python3 -V
Python 3.6.9
となります。
今回は念のために、python3.7にアップグレードしておきます。以下のようにインストールすることでPython3.7をインストールできます。
その後、python3とpip3のバージョンも確認しておきます。
$sudo apt install python3.7
$python3 -V
Python 3.7.5
$pip3 -V
pip 19.3.1 from /home/user/.local/lib/python3.7/site-packages/pip (python 3.7)
Python3を実行します。
Python3でSQlite3の利用
次に
% python3
Python 3.7.5 (default, Dec 9 2021, 17:04:37)
[GCC 8.4.0] on linux
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
>>> import os
>>> os.getcwd()
'/home/user'
>>> import sqlite3
>>> conn=sqlite3.connect("Cosmos.db",isolation_level=None)
>>> sql="""
... CREATE TABLE Member (
... id VARCHAR(4),
... name VARCHAR(20),
... age INTEGER,
... email VARCHAR(128)
... );
... """
>>> conn.execute(sql)
<sqlite3.Cursor object at 0x7f8f722daf80>
SQLteデータベース管理システムを利用してデータベースファイルCosmos.dbに接続します。
このコマンドでCosmos.dbは存在しないので、コマンド入力時にファイルが出来ています。
ここで、conn.execute(sql)を実行すると、<sqlite3.Cursor ….>が実行結果となります。
カレントディレクトリに、Cosmos.dbが出来ていることを確認してみてください。
% ls
Cosmos.db
$ cat Cosmos.db
vGtableMemberMemberCREATE TABLE Member (
id VARCHAR(4),
name VARCHAR(20),
age INTEGER,
email VARCHAR(128)
とでていれば問題ありません。
現在の[Cosmos.db]の中身がデータベースになります。
まとめ
✔ 本記事ではPythonを用いてデータベースを使う方法について学びました。
Python上でデーターベースSQLlite3にアクセスする方法
Pythonにデータを書き込む方法を学んだ
コメント