Linux OSのubuntuデスクトップ環境に「Chromeブラウザ」をインストールする方法と、アンインストール方法を解説します。手順とシステム要件はGoogle公式ヘルプで確認しています(2026年9月時点)。
管理人本記事の読者層は以下の方を想定しています。
- ChromeブラウザをLinuxにインストールしたい方
- Ubuntu標準のFirefox以外のブラウザの選択肢を知りたい方
- インストールしたChromeをアンインストールしたい方
ubuntuの主要ブラウザー選択肢
ubuntu のデスクトップ環境の要といえば、今やWEBブラウザーといえるでしょう。Ubuntuの標準ブラウザとして、インストール時には「Firefox」がインストールされています。デスクトップ環境のブラウザ機能としてはこれで十分ですが、それ以外にも、Googleの「Chrome」やMicrosoftの「Edge」もLinux版パッケージが提供されています。今回は、中でもGoogle Chromeのインストール方法を解説します。
Ubuntuの主要ブラウザ3種
- Firefox:Ubuntuの標準ブラウザ(インストール時に導入済み)
- Google Chrome:本記事で扱うブラウザ
- Microsoft Edge:Linux版パッケージが提供されています
本作業は、基本的にVNC (virtual network computing) viewerを通してデスクトップ環境Xfce内でインストールを行いました。
UbuntuへのVNCのインストールから外部クライアントPCとの接続の方法に関しては以下の記事をご参照ください。


UbuntuへのChromeをインストールする方法
google Chromeブラウザをターミナルからダウンロード
以下のwgetコマンドで、最新版のGoogle Chromeの.debファイル(x86-64用)をダウンロードします。ファイル名にcurrentが入っているため、実行した時点の最新の安定版が取得されます。
$ wget https://dl.google.com/linux/direct/google-chrome-stable_current_amd64.debARM64のCPUを使う場合は、下の「Chrome for Linuxをwebからダウンロード」で、arm64用の.debを選んでください。
システム要件
- 64 ビット版 Ubuntu 18.04 以降、Debian 10 以降、openSUSE 15.5 以降、Fedora Linux 39 以降のいずれか
- x86-64 プロセッサ(SSE3 対応)、または64ビットのARM CPU
上記は2026年9月時点のGoogle公式ヘルプの記載です(Google Chrome ヘルプ:Chromeをダウンロードしてインストールする)。旧版(2022年11月)では、openSUSE 15.2 以降、Fedora Linux 32 以降、Intel Pentium 4 以降(SSE3 対応)と記載していました。
Ubuntuについては、Google公式のシステム要件で「18.04以降」が対象です。
今回のインストール環境は、2022年11月の検証時に次のとおりでした。
- OS: ubuntu Linux 18.04.6以降(Ubuntu 20.04やUbuntu 22.04でも利用可能)
- ブラウザ:Chrome for Linux 108.0.5359.71(検証当時の最新バージョン)
2026年9月時点では、Linux版Chromeの安定版は153系です(Chrome Releasesで、2026年9月15日公開の153.0.8010.47を確認)。インストール後に表示されるバージョン番号は、実行した時期によって変わります。Ubuntu 22.04・24.04でも同じ手順(wgetで.debを取得し、sudo apt installでインストール)で導入できることは、第三者の検証記事(2026年3月)でも確認されています。
debファイルをダウンロードする際には、Ubuntuに標準搭載されているFirefoxで以下のURLにアクセスして、*.debファイルをダウンロードしてインストールする方法もあります。
Chrome for Linuxをwebからダウンロード




上記のページで、x86-64用の.debパッケージ(ARM64のCPUの場合はarm64用)を選んでダウンロードし、デスクトップなどに保存しておきます。画像は2022年11月時点の画面のため、現在の表示とは異なる場合があります。
インストール
インストールファイルをダウンロードしたら、.debファイルを保存したフォルダでターミナルを開くか、cdコマンドでそのフォルダに移動してから、以下のコマンドを入力します。
sudo apt install ./google-chrome-stable_current_amd64.debこれでインストール作業は終了です。
コマンドラインから起動するには以下のコマンドを実行してください。
# Chromeの起動
google-chromeすると、以下のようにGoogle Chromeが立ち上がります。そのままOKをクリックすればGoogle Chromeが起動します。


起動後は以下のようになります。


ここで、ダウンロードしたGoogle Chromeのバージョン情報は以下のように確認できます。以下の表示は2022年11月時点の出力例で、番号はインストールした時期によって異なります。
$ google-chrome --version
Google Chrome 108.0.5359.71$ sudo apt show google-chrome-stable
Package: google-chrome-stable
Version: 108.0.5359.71-1
Priority: optional
(略)
APT-Manual-Installed: yes「APT-Manual-Installed: yes」となっていれば、手動でインストールされたことになっています。
Chromeはインストール時にGoogleのリポジトリがパッケージ管理に追加されるため(Google Chrome ヘルプの記載)、以降は次のコマンドで更新できます。
$ sudo apt update
$ sudo apt install google-chrome-stable新しいバージョンがあれば、上記のコマンドでアップグレードされます。
Snapでのchromeのインストール方法


Ubuntu Chromeのアンインストール方法
Ubuntuデスクトップ上の「Google Chrome」をコンソール(ターミナル)からアンインストールするには、以下のコマンドを入力します。
$ sudo apt remove google-chrome-stableGoogle公式ヘルプでは、Debian系のシステム(Ubuntuを含む)向けに、次のコマンドが案内されています。削除の対象は同じパッケージ(google-chrome-stable)です。
$ sudo dpkg -r google-chrome-stableアンインストールしても、ブックマークや履歴などのプロフィール情報は、既定ではホームディレクトリの~/.config/google-chromeに残ります(Chromiumプロジェクトの文書による)。データも消したい場合は、このフォルダを削除します。削除したデータは元に戻せないため、必要なものはGoogleアカウントの同期などで保存してから行ってください。
まとめ
UbuntuにChromeを入れるには、公式の.debパッケージをaptでインストールします。
- Google公式の.debパッケージをwgetまたはWebでダウンロードし、
sudo apt install ./ファイル名.debでインストールできます - インストール後はGoogleのリポジトリが追加されるため、
sudo apt install google-chrome-stableで更新できます - アンインストールは
sudo apt remove google-chrome-stableで行えます。個人データは~/.config/google-chromeに残ります
次回の記事をご期待ください。どうぞよろしくお願いいたします。
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