「Nextcloud」のクライアントソフトをWindowsへインストールする方法

DOCKER
この記事は 2 分で読めます。
概要

本記事では、NextcloudのデスクトップクライアントをWindowsにインストールし、スムーズにオンラインストレージを利用するための手順を詳しく説明します。初心者の方でも簡単に設定できるよう、最新の情報をもとに詳しくご紹介しています。具体的な操作手順に加え、実際の接続方法や設定のポイントについても解説しますので、安心してご利用いただけます。

管理人

本記事の読者層は以下の方を想定しています。

本記事の読者層
  • Nextcloudのクライアントソフトをインストールしたい方
  • Windows上でNextcloudを利用したい方
  • データの共有やオンラインストレージの活用に興味がある方
目次

NextcloudをUbuntuのDocker上で構築する方法

過去の記事で仮想環境プラットフォーム「Docker」をLinux Ubuntuにインストール方法を紹介しました。今回は、NextcloudをDockerでインストールする方法を紹介致しました。

Nextcloudの利用方法に関しては以下の記事をご参照下さい。

MacOS上で利用する仮想環境プラットフォーム「Docker Desktop for mac」 インストール方法の紹介は、以下の記事をご参照下さい。

Dockerの環境
  • Docker (Ubuntu 18.04 LTS server or MacOS server)
    バージョン 20.10.21
  • Nextcloud
    バージョン 25.0.1 (Nov. 3, 2022)
  • mySQL
    バージョン 5.7

ここで、nextcloudサーバーへWindowsからアクセスするためのクライアントソフトをインストールする方法を紹介します。

NextcloudのクライアントソフトをWindowsへインストールする方法

クライアントソフトウェアのダウンロード

Nextcloudクライアントは公式サイトから無料でダウンロード可能です。Windows 10以降を利用している場合、サイト内の「デスクトップクライアント」から「Windows用」を選択し、クリックしてダウンロードを開始します。

①上記のNextcloudのページから、以下の「デスクトップクライアントインストール」のボタンを押します。

ダウンロード選択: 「Windows10 64ビット」を選び、ファイルのダウンロードが開始されます。

インストーラの保存: ダウンロードファイル(例:Nextcloud-3.6.4-x64.msi)を保存し、完了後、ダブルクリックで起動します。

WindowsへのNextcloudインストール手順

(1) インストーラ起動: ダウンロードしたNextcloud-3.6.4-x64.msiを実行すると、インストールウィザードが開始されます。

セットアップの進行: 「Next」ボタンをクリックし、インストールの各ステップを進めます。

インストール開始: 「Install」をクリックします。

インストール完了: 以下の画面で、「Launch Nextcloud」にチェックを入れたら「Finish」ボタンを押します。

クライアントソフトの初回起動と設定

初回設定

インストール完了後にNextcloudクライアントを初回起動すると、サーバー情報の入力画面が表示されます。

サーバーアドレスの入力: 企業や個人が用意したNextcloudサーバーのURL(例:http://yourdomain.com:8080)を入力します。

ポート番号の記載が必要な場合もあるため、注意が必要です。

アカウント承認: ブラウザが自動で立ち上がり、ログイン画面が表示されます。

認証をクリックして次に進みます。

アクセス許可: ブラウザが立ち上がり、「アカウントに接続する」をクリックし、「ログイン」ボタンをブラウザ上でクリックします。

設定

①Log in画面において、アカウント情報として「admin」と「パスワード」を入力します。その後、ログインボタンを押します。

②アクセス許可を求められるのでクリックします。

③「owncloud」のクライアントアプリに移動すると、以下のように表示されます。

④接続すると、ブラウザー上で「アカウント接続済み」の表示がでます。

⑤以上で終了です。

クラウド上のデータ同期とバックアップ設定

Nextcloudクライアントでは、特定のフォルダをリアルタイムで同期する設定が可能です。

  • フォルダの選択: 同期したいフォルダを選択し、同期の頻度や方法を設定します。
  • 大量データの管理: 企業利用にも適応した設計のため、大量データのバックアップやフォルダの一括管理も可能です。

ポイント: ローカルとクラウド上でのデータ同期は、自動的に行われるため、データ管理の効率化が期待できます。データサイズに応じて、バックアップ間隔などの設定も柔軟に行えます。

Nextcloudクライアントの操作ガイド

Nextcloudクライアントを使用することで、ファイルやフォルダをサーバーにアップロードするのは非常に簡単です。

  1. ファイルのアップロード: WindowsのファイルエクスプローラーからNextcloudフォルダにドラッグアンドドロップするだけで、すぐにサーバーと同期されます。
  2. アクセス権限と共有設定: フォルダごとにアクセス権を設定し、複数ユーザーでの共同利用が可能です。特定のファイルにはリンク共有も設定でき、外部ユーザーとも簡単にデータの共有が行えます。

Nextcloudを使ったデータ管理の効率化

Nextcloudでは、さまざまな機能を活用することで、データ管理を一層効率化できます。

  • バージョン管理: 特定のファイルを更新した場合、過去のバージョンが保持されるため、編集前の状態に戻すことができます。
  • アクティビティログの確認: ユーザーのアクセス履歴やファイルの更新履歴を記録し、データ管理を簡素化します。
  • アプリ連携: Nextcloudは、スプレッドシートやプレゼンテーションの編集機能をサポートするアプリを追加可能です。ユーザーの利便性を高め、日常業務にも幅広く活用できるのが特徴です。

定量的評価のまとめ

Nextcloudのデスクトップクライアントは、一般的なファイルストレージと比べて効率的な同期スピードを誇ります。特に、1GB超の大規模なファイルでも安定した転送を維持し、平均して数分以内で同期が完了します。

  1. 同期スピード: 1GBのファイルを同期するのにかかる平均時間は約3~5分(インターネット接続状況に依存)。
  2. データ転送の安定性: 大容量ファイルでも途切れず転送を続行できるため、大規模データのバックアップにも最適です。
  3. 利用コスト削減: Nextcloudはオンプレミスでの導入も可能で、クラウドストレージサービスと比較して、データ管理コストを大幅に抑えることができます。

まとめ

本記事のまとめ

次回の記事をご期待下さい。どうぞよろしくお願いいたします。

関連リンク

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次