【2024年最新版】ポートフォーワーディングによるSSH接続の方法

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概要

インターネット内からイントラネットへ接続する際にポート番号を指定してルーター等へアクセスすることで、イントラネットへの個別接続を可能にする方法がある。これはポートフォーワーディングと呼ばれており、グローバルIPアドレスを持たない個別のパソコンをインターネットから接続する数少ない方法を解説します。

本記事の読者層

ポートフォーワーディングについて知りたい方

目次

ポートフォーワーディングの概要

「ポートフォワーディング」とは、インターネットから特定のポート番号宛てに届いたパケットを、あらかじめ設定しておいたLAN側の機器に転送する機能です。利用にはあらかじめ、ルーター等に設定しておく必要があります。

セキュアなポートフォーワーディング方法

SSHポートフォワーディングを使ったサーバー間の接続も下記の方法で利用できます。

サーバーを中継して、クライアントのポートをリモートホストのリモートポートに転送します。

ssh -L {ポート番号}:{リモートホスト}:{リモートポート番号} {サーバー}

社内から、自宅パソコンへ繋げたい場合

社内のWindowsパソコンから、自宅のWindowsパソコンへ繋げたい場合を考えてみます。

(1) 自宅サーバーに外部からアクセスできるSSHポートが開いている前提で考えてみます。

自宅のパソコンのWindowsにはリモートデスクトッププロトコル(RDP)用のポート3389が開いているとします。一般にWindows のProfessional版であれば、このポート番号3389は開いています。

また、自宅のWindowsパソコンのIPアドレスが「192.168.12.100」とします。

社内から、SSHでセキュアなSSHポート25番を使用して自宅サーバー「hogehoge.com」へ接続します。そして、自身のパソコンのWindowsのRDPのポート番号も3389であれば、ポート番号を変更せずそのまま3389ポートとしてIPアドレス「192.168.12.100」のWindowsパソコンにつなげばいいわけです。

この場合のポートフォーワーディングは以下のようになります。

ssh -L 3389:192.168.12.10:3389 HogeHoge.com

(2) 自宅ルーターでポートフォーワーディングの設定がされている場合

外部からポート番号3389がアクセスされた際、ポート番号3389でIP「192.168.12.100」に転送してある設定の場合は、SSHでなくとも、直接RDP画面上で自宅のIPアドレスを叩けばそのまま繋がります。

まとめ

本記事のまとめ

ルーター経由で外部からポート番号により振り分けて、サーバーへアクセスを振り分けることをポートフォーワーディングと呼びます。

SSHポートを利用してセキュアにポートを振り分けることができます。

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